小学生時代のクラスメイトのメッセージ

以前、郷里に帰ったときに母校の小学生の前方を通り、
当時のことを懐かしく思い出していました。

じんましんで入院した1年生の内。
訓練で近所からもらいゲロをした2年生の内。
ザリガニの背中に画鋲で罠をあけた3年生の内。
給食のミートソースをぶちまけた4年生の内。
のどちんこを切って吐血した5年生の内。
「ボボボーボ・ボーボボ」にハマっていた6年生の内。

如何なるアホな覚え書きも、25年代になった今となっては微笑んでしまう。

そんな私の小学生暮しを彩ったクラスメイトの中で、
殊に重鎮だと思うHさんのことを紹介します。

それはある日の全体練習の期間。

その日私たちの授業では、「別好きな経歴上の人となりを1ヒューマン選び、
その人となりについて調べてまとめた店」の発刊会を通していました。

Hさんの選んだ経歴上の人となりは、勝海舟でした。

但し、主人は流感で実情を崩し調査仕事が大幅に遅れたのに加え、
持ち前のいい加減な練習品行も手伝い、発刊会の日が来たのに
勝海舟についてよっぽどまとめることができていませんでした。

他の子たちは模写ペーパーに色とりどりの画用紙やえんぴつで色とりどりに外装しながら、
小野小町、シューベルト、ルーツ頼朝、様々な人となりについて発表していきました。

そうしていよいよ、Hさんの番・・・

サボっていた主人の模写ペーパーは押しなべて白紙です。

息づかいをのむクラスメイト、そして医師の睨み。
かろうじて、経歴のガイドを見ながら苦し紛れに描いたであろう勝海舟の似顔絵と、
「勝 海舟」とミミズがのたうち回ったような文字だけ書かれた模写ペーパーを棒で示しながら、
主人はこう発表しました。

「こちらが勝海舟について調べて分かったことは、坊主が幅広いことと、鼻の罠がデカイことです」

Hさんには、おんなじ小学生、中学を出て以後10時代会っていません。
いまふっと思い出し気になったのは、主人が今回どこで何をしているのだろう、ということです。個人再生の相談で住宅は残せると聞いて安心しました